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[映画] ゴジラvsビオランテ(監督:大森一樹×川北紘一)感想



 ゴジラシリーズで一番面白いのは初代『ゴジラ』で、その次に面白いのがこの『ゴジラvsビオランテ』だという話を聞きました。
 某Webマンガ家さんのブログでも「かっこいいものといえばビオランテ」と書いてあったので、興味津々。
 ゴジラをもう一本見るとしたら(全部見るのはしんどい……)『ゴジラvsビオランテ』かなーと思っておりました。
 で、見てみたんですけど……。

 ゴジラvs自衛隊。
 間違った方向に進んだ科学。
 超能力。精神感応。ゴジラとテレパシー。
 人間の思いが怪獣を抑える(?)

 そんな感じでした。

 うーん……。
 この映画が公開されたのが1989年なんですね。
 十年一昔。
 誰だか忘れたけどたぶん偉い人も言っていた、「少し前のものが一番古い」と!
 初代『ゴジラ』が1954年作の白黒映画でありながら古さを感じさせなかったのに対し、この『ゴジラvsビオランテ』は「ああ、こういうの昔流行ってたなぁ……」と、どうしても思ってしまいました。

 特に「超能力」がなんかもう古くさい。
 今だって巷に能力者設定はありふれていますが、今は「超能力」じゃなくて「特殊能力」「魔法」「ふしぎなちから」といった扱いじゃないかな。
 それってやっぱりニュアンスが違います。
 超能力関係のブームは過ぎ去った感が否めない。
 精神感応者がゴジラと交信(?)してゴジラを退けるシーンも、どこかで見た展開、といった感じがしました。
 案外ゴジラが初出で、こういう展開のブームを作ったのかもしれませんけどね。

 肝心のゴジラですが、初代『ゴジラ』に比べると弱くなったように見えました。
 火山の中から再生を果たしたゴジラ。自衛隊の猛攻に何度も何度も何度も何度も何度も何度も……耐え抜きます。ビルもいっぱい壊します。
 でもなぁ、「頑丈」「迷惑」「HPが高くて硬い強敵」というだけで、「恐ろしい」「どうにもならない」という気はしないんですね。
 初代に比べて迫力不足。
 逆に言えば、今回は自衛隊が頑張っています。
 私は初代『ゴジラ』からいきなりこの『ゴジラvsビオランテ』に飛んだので、ゴジラの弱体化(というか、「単純に強かった敵」が「厄介な強敵」にシフトチェンジした?)はがっかりなんですが、たぶんこれまでのシリーズで自衛隊はずーっと噛ませ犬だったんじゃないかな??? その歴史を追ってきた人たちにとっては、今回の頑張りは新鮮だっただろうと思います。

 で、ビオランテ。
 博士の娘がらみ設定がまた、私の感覚だと古さを感じてしまうよなぁ……。
 まぁ色々思うところはありますが、どうしても言っておきたいことが。
 最後の昇天演出はもうちょいなんとかならんかったのか。あのシーンだけギャグかと思ったじゃないかーっ!!

 設定なんかどうでもいいんだよ。(よくないけど)
 怪獣で大切なのはビジュアルだよね、ビジュアル。って、私、全然詳しくないけどね!
 でも「かっこいい」という前情報だけはあったので、すごく期待していたんです。
 ビオランテは、ドラゴン+植物+触手といった感じ。
 ……私、本当に怪獣を知らなくて、モスラ、ラドン、キングキドラ、ガメラくらいしかわからないんですが、ビオランテがかっこいいと言われる理由はわかる気がしました。
 上手く説明できませんが、闇を背にして一番絵になるのはビオランテだと思うんだ!
 見てる最中「画面暗いなぁ、どうなってるのかよくわからんときがあるなぁ」と思ってたけど、やっぱりビオランテには闇が似合うんだ!!!
 中心に核っぽいものが見えているのがまたいい。脈動ってグロくてステキ☆ 這い寄る触手にドキドキですよ!
 そんなわけで、肝心要のビオランテにはだいたい満足いたしました。

 映画全体も、たぶん半世紀ぐらいしたら古さが一巡して素直に楽しめると思います。
 でも一番いいのは1989年にリアルタイムで見ることだったよね!
 そりゃ当たり前の話ですが。
 でもね、悔しいんですよ! 当時の人が味わったであろう熱狂を理解できないのは悔しいですよ! うあー。舌打ちせずにはいられない!!!!

 くそうっ!


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