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[小説] 海賊モア船長の遍歴(多島斗志之)感想



 大海賊時代の様子を描いた本です。

 主人公のモア船長は最初かの有名なキッド船長の部下として登場します。
 キッド船長って、なんで有名なのかいまいちわからないんですが、とにかく私でも名前は知っていて……その後の運命もなんとなく知っていますね。
 他にも東インド会社だの、薔薇十字団だの、「知ってる知ってる!」といった単語が次々と出てきます。楽しいです!

 といっても、『ONE PIECE』とか『パイレーツオブカリビアン』な感じの楽しさではないですね。知的好奇心をくすぐられるというか、知識と知識の間を補完するというか……もっと地に足の着いた楽しさです。
 でも冒険モノとしても楽しいですよ!
 海って波瀾万丈なんだなぁと思います。特に当時の海は。

 たったそれだけでそうなっちゃうの!?
 うわー、せちがらーい。

 でも決めるところは決めてくれるので、気持ちいいシーンもちゃんとアリ!
 モア船長は奇策の使い手! 頭良いですからね!
 仲間たちも一部以外は少ししか顔を出さないのに不思議と印象に残ります。

 船内の力関係は意外だったー! 面白いなぁ。怖いけど!

 ミステリー色あり、途中ちょっぴり恋愛色も挟みまして……、色々盛りだくさんです。

 個人的に嬉しかったのは、終盤にモンテーニュの『エセー』が出てくることですね。
 この前たまたま調べた本だよ!!! この時代の著作だったのかー!
 うおお。

 そんな感じです!

 ファンタジーでない海賊エンターテイメントが読みたい方にはオススメの本! ……だと思います!
 いやー、世界史には疎いもんで、どのくらいが一般レベルなのかわからないんですけど、私にとっては新しい知識も増えて、当時の雰囲気も味わえて、本当に面白い本でしたよ!


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